酒呑み親父のよもやま噺

探求心旺盛な酒呑み親父の随想録

IHADA『 イハダ アレルスクリーンEX 』花粉等付着抑制スプレー

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IHADA『 イハダ アレルスクリーンEX 』花粉等付着抑制スプレー

このスプレーを顔に吹きつけるだけで,顔の回りに特許技術の成分と新ブロック成分を配合した透明のベールができ,花粉等の微粒子・PN2.5・ウイルスが肌や髪へ付着することを抑制するという品である。

資生堂の特許技術とということなのだが,さすがによく効く。

勿論個人差はあるだろうから絶対とは言えないが,少なくとも私は,毎年の花粉の季節このスプレーが必需品となっている。

花粉症の薬と併用するのがより効果的だと思う。

もうしばらく花粉の季節が続く。
非花粉症に悩まされている方は,これを機会にぜひ使ってみて欲しいと思う。

 


 

城市郎 『初版本』 現代文学書百科(桃源選書)

城市郎 『初版本』 現代文学書百科(桃源選書)

桃源社 昭和46年9月25日発行 B6版 カバー帯附
現代文学書百科(桃源選書)

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初版本の蒐集家に「帯」への注目を促した名著である。

それまで,専門店や蒐集家の一部では注目されていた帯であったが,ほとんどの蒐集家は帯に関心を持っていなかった。

この書籍は,著者が蒐集した芥川賞作家や有名作家の初版本を中心に解説したものなのだが,その内容の大部分が,本の解説よりも帯の紹介に費やされているのだ。

「帯付」こそが「完本」であるという感覚を初版本の蒐集家の間に定着させたことは,この本の功績のひとつだと言えよう。

さらに,発行年が昭和46年ということから『初版本』の中で紹介された本は,今ではその書影を確認することさえ困難なものが殆どなのである。
つまり,お宝映像満載の「図鑑」として見ることができる点にも価値がある。

芥川賞直木賞」を蒐集していた時期があった。
もちろん第一回芥川賞『蒼氓』石川達三著,第一回直木賞『鶴八鶴次郎』川口松太郎著から蒐集できるはずもないので,私が生まれた年の受賞作からをターゲットにしていた。

やはりその時こだわったのが本の美醜は勿論「元帯」が残っているかどうかという点であった。
その時蒐集した一連の本は今手許にはない。

バイブルのように蒐集の拠り所にした城市郎著『初版本』が,何故か2冊残っているのみである。

 

旅で見つけた『看板』

旅をしていると,時々心を奪われるものに出くわすことがある。
珍しいものに出くわすと,写真におさめたり見とれたりして要らない時間を費やしてしまうのである。

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法隆寺の散歩道でこの看板を見たとき,思わず笑みがこぼれた。

これを設置した人は,飼い主に連れられて散歩中の犬の「小便」に困っている人なのであろうが,とても人間のできた人であると思う。

まず,飼い主に注意をしていない点である。

「犬に告ぐ!ここでおしっこをするな。」と,直接的に犬に対してのメッセージを書いている。
もちろん犬に字が読めるはずはなく,この看板は飼い主が読むことになるのだが,いずれにしてもこの婉曲な言い回しがとても滑稽で魅力的ではないか。

さらに,犬が「小便」を我慢できない場合を想定して,その解決方法を提示している点である。

「どーしても、したけりゃ おまえの後ろに ミゾがある!!」
この解決策についても,これを読んだ犬自身が自発的に行動に移せるはずはなく,もちろん飼い主への提案メッセージなのであるが,なかなか余裕を感じるものがある。

この看板を制作した人はどんな人なのだろう。
知的なユーモアがあふれる魅力的な人に違いない。

なんだか少し嬉しい気分になりながら法隆寺の周辺を散策した次第である。

銭湯

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幼稚園の年長組の頃から小学1年生までの約1年間を風呂のない実家で生活した。

正確に言えばその家に風呂がなかったのではなく,わが家が移り住む随分前から風呂が壊れていて使用できなかったと言うのが正しい。

この約1年間を,家族で風呂屋に通った。

元もと家に風呂のないアパートや長屋があって,夕方ともなると町の風呂屋は多くの客で賑わっていた。
私が育った町は小さな田舎町だったが,町には何軒もの風呂屋が営業していた。

当時男湯には,全身に入れ墨をした人が何人かいて,時々話しかけられたりするのだが,子ども心にその人の傍に寄るのが怖かったという思い出がある。

一人で風呂屋に行ったときには男湯に入るのが怖かったので,こっそり女湯に紛れ込んだこともあったが,もちろんそれを咎められるような歳ではなかった。

大学生の4年間,4畳半ひと間を間借りの下宿生活だったので再び風呂屋に通った。
すでに昔のような賑わいはなかったが,それでも近所の方や多くの学生で繁盛していたように思う。

たいていの家に風呂が設けられるのと反比例するように町の風呂屋は減っていった。
スーパー銭湯」と呼ばれる大型の施設が見られるようになったが,そこに当時の風呂屋の面影はない。

貴方はもう忘れたかしら 赤い手拭いマフラーにして二人で行った横丁の風呂屋  『神田川喜多条忠

こんな世界が理解できるのは,われわれの世代が最後なのかも知れない。

 

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百科事典

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子どものころ,家庭にはステイタスシンボルのように「百科事典」があった。

時は高度経済成長の真っ只中。
戦争中の貧困の時代に青春期を過ごした親の世代が,豊富に氾濫しはじめた「物」への憧れか,子どもたちに精神的にも自分たちの時とは違う豊かな生活をさせようと思ったのか,おそらく家庭に注文を取りに来た業者かどこかから購入したものと思われる。

本棚の大きなスペースを占めていた百科事典であるが,私の記憶ではこれを使って何かを調べたという記憶がほとんどない。

ほとんど「調度品」に近い存在で,アカデミックな家庭の証しとして普及したに違いない。

書店では今でも販売しているのだと思うが,購入されることがあるのだろうか。
今ではポータブルな電子辞書に立派な百科事典が入っているものもある。
インターネットで何でも検索し,調べることが可能な時代になった。

わが家の百科事典が,どのタイミングでわが家の本棚から姿を消したかという記憶はない。

サントリー『山崎18年』

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「山崎18年」を買ってしまった。

たまたま入ったリカーショップで目を疑う光景に出くわした。
「山崎18年」が,さりげなく箱付きで奥の棚に1本鎮座ましましているのだ。

店頭表示価格22,980円に消費税の計24,818円という価格である。

「ぴあウイスキー入門」2017年度版によると「山崎18年」の定価は27,000円とあるからこの「山崎18年」,ほぼ20%オフの価格なのだ。

棚から瓶と箱を取って買い物カゴに入れるとき流石に手が震えた。

たまたま通りがかった町の,通りすがりのリカーショップである。
こんなこともあるんだなと思うしかない。

時には休日を返上して遠征してでも初めての町に行き,手当たり次第にリカーショップを探索すればいいことがあるのだと思った次第である。

 


 

郵便番号

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郵便処理の自動化にともなって郵便番号が導入されたのは,私が小学校の頃だったと記憶している。
導入当時当初,郵便番号は3桁だった。

郵便番号が導入される前は,葉書や封書には宛先の「住所」と「氏名」のみを書いていた。
住所は「都道府県」から書くものだと教えられた。

先方に葉書が届くまでには2~3日以上の日数を要したように思う。

情報伝達手段として一番早いのが「電話」で,次が「電報」そして「葉書」という順番で,現在のように情報網が整備された時代ではなかった。

緊急を要する「訃報」や「合格発表」などは電報が使われていた。
電話は一般的に普及した情報伝達手段とは言えないほどで,普及率は低かったように思う。

それにしても,当時届くのに葉書で2~3日以上の日数を要した葉書でいろいろなやりとりをしたのだと思うと,ずいぶん悠長な時代だったのだろう。

確かに,葉書や封書という伝達手段には「風情」はあるのだが,どうしてもやり取りに「タイムラグ」が生じるため,「心情」の交換手段には向いていない。

現在,郵便番号は7桁となっている。

 

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夙忍法「飯綱落とし」

夙忍法「飯綱落とし」

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忍法夙流「変移抜刀霞み切り」に並ぶカムイの必殺技である。

白土三平の劇画「カムイ外伝」の中で,カムイが編み出した忍術の一つである。

空中で敵の胴体を背後から抱きかかえて拘束し逆さまに落下する。
地面にたたきつけられるその直前に相手からはなれ,自分は後方へとんぼ返りして地面に立つ。

敵はそのまま体勢を立て直すこともかなわず地面にたたきつけられ,その脳天を割られるという大技で,これを食らった者の大半が即死させられた。

カムイの追手のマシラ族の一味も,ことごとくこの技でやられる。
マシラ族の首領マシラも,この「飯綱落し」にあって死をとげた。

小学生の頃が忍者物の最盛期で,数え切れない忍者の主人公と忍術が登場した。
中でも「夙忍法飯綱落とし」は,柔道かプロレス技のようでもあるがリアリティがあり,数ある忍術の中でも最高のものの一つだと考えている。

 

 

塚本邦雄 特集『角川「短歌」1983年3月号』50部限定特装版

塚本邦雄 特集『角川「短歌」1983年3月号』50部限定特装版

昭和58年10月(書肆季節社)B6版貼函附 角背 
304頁  元より帯無  50部限定特装版(3番本) 頒価不明

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書架からこんなものが出てきた。

角川の短歌文芸誌「短歌」が「塚本邦雄特集」を企画した時の雑誌を,書肆季節社が50部限定の特装版として上梓したものである。

塚本邦雄特集」の編輯が余程記念すべき出来事だったのだろう,雑誌をそのまま特装本にするあたり,今考えても力の入れ方が半端ではない。

50部限定の特装版であるから,おそらく出版の数年後には入手したのであろうと思われるが,いつどこで手に入れたものなのか全く記憶にない。

杉の花天にみちつつ 反歌てふ透明の檻あればわれあり  落款 『豹変』所収

塚本邦雄の歌集でも評論でもない特装本である。
現存する可能性を考えても,探すとなると『水葬物語』レベルに困難な1冊かも知れない。

 

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忍法夙流「変移抜刀霞切り」

忍法夙流「変移抜刀霞切り」

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夙忍法「飯綱落とし」に並ぶカムイの必殺技である。

白土三平の劇画「カムイ外伝」の中で,カムイが編み出した忍術の一つである。

小刀を背後にさし相手に見えないようにして立ち,左右どちらから抜刀するか敵に悟られぬよう両腕を後ろに隠したまま突撃する。

斬りこんでいくとき左右に細かく動いてかく乱しながら,敵の攻撃を空振らせた隙を突きすれ違いざまに斬り殺す。
時には相手の剣先より早く飛び込み,小刀を逆手に抜き脇腹を切る。
スピードと体術が伴わなくてはできない必殺技である。

小刀をふつうの刀のように上ざしにするのではなく,腰の背後に差して戦うカムイの姿に憧れたものだ。

「霞切り」を練習して「チャンバラごっこ」で使ってみようとしたのだが,何度やっても上手くいかなかったという思い出の技でもある。