酒呑み親父のよもやま噺

探求心旺盛な酒呑み親父の随想録

『神田川』南こうせつとかぐや姫

【今日の一枚】
神田川南こうせつかぐや姫
1973年9月20日リリース(日本クラウン

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社会への意見表面や体制への反抗として表現されていた「社会派フォーク」が安保闘争の挫折などを経て,私的生活や政治と関係ない個人の心情の表現へと移行した「生活派フォーク」,所謂「四畳半フォーク」極めつけの一曲でもあり,言わずと知れた昭和の名曲の一つでもある。

この歌が発表されたのは中学生の時だった。
フォークギターを抱えて,弾き語りができるまで練習した記憶がある。

 貴方は もう忘れたかしら 赤い手拭い マフラーにして
二人で行った 横丁の風呂屋 
一緒に出ようねって 言ったのに いつも私が 待たされた
洗い髪が 芯まで冷えて 小さな石鹸 カタカタ鳴った
貴方は 私の身体を抱いて 冷たいねって 言ったのよ
若かったあの頃 何も怖くなかった
ただ 貴方のやさしさが 怖かった

貴方は もう捨てたのかしら 二十四色の クレパス買って
貴方がかいた 私の似顔絵
うまくかいてねって 言ったのに いつもちっとも 似てないの
窓の下には 神田川 三畳一間の 小さな下宿
貴方は 私の指先見つめ 悲しいかいって きいたのよ
若かったあの頃 何も怖くなかった
ただ 貴方のやさしさが 怖かった
(作詞:喜多条忠 作曲:南こうせつ

 語り尽くせない。